あなたを引き留めたい

MNPの予約番号をWebから発行したんですけど、先方の条件が「10日前までのMNP予約番号」だったので、予約取り消しの電話をかけた。

MNPの予約番号は、本来は15日間有効で、他所に移るにしてもある程度の余裕はある。しかしこの条件だと5日間の間に考えなくてはいけないということで、厳しい。

MNPの予約番号は、15日経つと期限切れになるが、冒頭にも書いた通り、5日間しか通用しないとなるとちゃんと確定してから改めてMNP手続きをする方が良いという判断をした。

だから有効期限を迎えるまでに予約番号を取り消すことにしたのだが、それは電話でしかできない。

ということで早速電話をしたのだが、ご存知の通り、今はどこの企業のコールセンターも人を減らして対応しているのでなかなか電話が繋がらなかった。それでも5〜6分ぐらいでつながったので良かった。

応対してくれたのはまだ若くて誠実そうな男性。「お待たせして申し訳ありません。」「いえ、そういう状況なのは存じているので。」…このやり取りを2度ほどしつつw

MNPの予約番号を取り消すということがこちらの趣旨だったのだが、他所に移ることを引き留めたい一心からか、「6月末までに使えるクーポンを出すので検討してみて下さいませんか?」と提案があった。

電話を切った後、クーポンを案内するSMSが届いていた。オンラインは不可で、お店で有効なクーポンだそうだ。

電話の時は「11000円引き」という具体的な数字も出てきた。機種によって値段は変わるとのことだが、割と高めな値段の機種の名前を告げてこの値段だったので、これが上限なのかなと予想する。

他所に移る場合、22000円分のポイントがもらえるのは既に情報として得ているわけだが、残留という選択肢も少し出てきた。

FA宣言を行使して、残留か移籍かを迷うプロ野球選手の気持ちが分かったような気がするw

「あなたを引き留めたい。」、携帯会社のこういう話って本当にあるのだなと思った。もちろん、クーポンをもらうのを引き出すために電話したわけではないので悪しからず。