検察官は,検事総長,次長検事,検事長,検事及び副検事に区分されます。このうち,検事総長,次長検事及び検事長は,内閣が任免し,天皇が認証することとなっています。
「行政が検察の人事に介入することがけしからん」ということがバズっているみたいですね。検察庁のHPに書いてあるように、検事総長の人事は内閣の案件です。
それに絡めて現検事総長の黒川氏の資質を問おうとするから話がこじれるのだ。「三権分立なのに司法以外のところが司法に介入するな」、というのは的外れだ。検事総長の人事は始めから行政がやること、ということになっているのだから。
65歳定年というのは民間企業や公務員が定年を引き上げていて、検察庁だけ63歳定年なのはちょっと早いね、だから他に合わせようというところだろう。基準を揃えておきたい、ぐらいにとらえて大丈夫。
検察庁のHPに書いてあることすら疑うのだったらもうどうしようもないけれど、まずは情報を整理してみて、落ち着いて考えると良いと思います。