苦天

もろへいやさんの指摘は恐らく当たっていますね。

楽天モバイルが大赤字だからどこかにしわ寄せが来る。他の事業と違って認可されて電波を割り当てられている携帯電話の回線ということで途中で止めてしまうことはできない。これからも基地局を増やし続けなければいけない。更に1年間300万人までは無料で使えると言ってしまっているので、余計に採算が取りづらい。

無料期間が過ぎると、データ無制限とは言え2980円の月額料金がかかってくる。先々月まではその料金設定も安いよね、と言えたがahamoとpovoの出現で値段の面で優位には立てなくなった。

データ無制限は相変わらずアドバンテージだけど。

ラクマと言うのはフリーマーケットのサイトだ。ヤフオクとかメルカリの競合相手。ヤフオクはPayPayフリマというコピーしたほぼ双子みたいなサービスもできている。PayPayフリマは手数料を下げることにしたようだ。手数料のパーセンテージはPayPayフリマの方が1%安くなる。

但し、ahamoとpovoの値段設定は楽天モバイルの登場がなければ恐らく実現することはなかったかもしれないので、そこは楽天の存在意義があったということだろう。どっちみち総務省に怒られて値下げのパターンだったかもしれないけどw

多方面にサービスを展開している楽天だけど、1つ1つなら勝負してこれる相手はいるので、経済圏と言われているまとまりをこれからどうやって堅持していけるのか注目したい。