WOWOWオリジナルショートショートドラマ、「こころのフフフ」を何故か半月かかって見終えた。
1話10分、最終回も15分ほどのドラマなのだが、鳥居あすかちゃんの恋バナの話を見る気になかなかなれなくて…w ヒロインは奥野こころ。こころちゃんの親友があすかちゃん。
最終回は涙を誘われた。ジーンとする。転校って学生の頃は永遠の別れに感じてしまうことが多かった。会うのはほとんど学校、時々家にお邪魔したりする。世界がとても狭い。
だから転校はどこか遠くへ行ってしまう感じが強かった。親の都合で転校なんてそんなに珍しいことじゃないのに。何度か経験したけど、仲が良ければ良いほど寂しさが募ったものだ。
シュールなこのドラマではまた2人は出会うようなことをほのめかしていたし、最後は笑顔も戻っていたので良かった。
転校は永遠の別れではないけど、思いが強いのならやっぱりある程度コンタクトを取ろうとしないとやはり疎遠になってしまうのは確かだ。
子どもの世界は狭い。学校が全てであるかのような生活を送ってしまいがちだ。こころにはあすかという親友がいたから別れが寂しくてもそれまでのスクールライフは楽しかったに違いないが。
こころみたいな環境にいない場合、逃げてみるのも1つの手だと思う。学校が全てではないということが自分で分かったら、開ける道もあるのではないだろうか。
あまり思いつめないようにね、キッズ諸君!