少し前に、リケーブルのヘッドホンを使っていた時期があった。1度はリケーブルに成功した。3.5mm→2.5mmに付け替えた。
それで終わっておけば良いものを、また2.5mm→3.5mmに付け替えたくなった。今は3.5mmのイヤホンはpie 3.14というの愛用しているけど、当時は持っていなかったので3.5mmに戻して汎用的に使うつもりだった。
悲劇はその時に起こった。
mmcxという規格のその端子は、接点がかなり固い。最初の付け替えで成功した時にコツを掴んでおけば良かったのだろうが、最初に出来たから2回目も出来るだろうと高を括ってしまったのが良くなかった。
「引っこ抜いたぞ!」、そう思ってよく見たらケーブルがイヤホンから抜けたわけではなくて、イヤホンのハウジングごと引っ張ってしまったのだ。イヤホンは壊れ、ケーブルはしっかりと引っ付いたまま…。
今回は、まず下準備をしておこうというところからスタート。パイオニアの在庫処分品の2.5mmのケーブルを安価で確保。次にこのMMCX ASSISTを購入。こんなニッチな物が売っているぐらいなのでリケーブルの際の付け外しがいかに強固で難儀であるかが分かって頂けるかと思う。
残るはリケーブルできるイヤホンだ。違うところを引っこ抜いてしまったイヤホンには若干のトラウマがあるが、音は良かったと記憶している。今はアシストがあるから前よりは安全かもしれないが。それとも別のイヤホンにするか。
まずは正しく引っこ抜くための道具を揃えておくことにした。