暖かくなってきたとは言え、まだ半袖Tシャツを着る時期ではない3月中旬。
その3月中旬に半袖Tシャツを着なくてはいけない日があった。3回目のワクチン接種の日だ。半袖と、長袖の組み合わせ。長袖を脱いで、注射の時に半袖になる必要があった。
長袖に合わせた色のTシャツを探していてそれがミッキーマウスの半袖Tシャツだった。たしかいつかのディズニー展で受注した1枚だ。つまりはディズニーに対してそれなりの熱量で手に入れたTシャツということになるが。
3回目は女医さんと看護師さんということで、2人とも女性だった。予診票に2回目の副反応がキツかった(37度後半、ほぼ38度の高熱と立ってられないほどの前身の倦怠感)ことを書いていたのでそのことで会話があった。
「けっこう強く出ましたね」、その言い方が何ともフレンドリーであった。笑いながらなのでツッコミみたいな印象を受けた。当然嫌な気分にはならなくて和やかな雰囲気に包まれ始めた。それでもまだワクチンの域を出ない会話だった。
注射を打ち、長袖Tを着ながらリュックを持ち上げようとしている間に女医さんがワクチンの域を出る話を振ってくれた。
「ミッキーマウスですか。可愛い!春ですねー」
筆者は「服に色を合わせようと思ってこれになりました」とこの記事の最初の方のコピペのように答えた。真面目かっw
Tシャツにはbeyond imaginationという言葉も添えてある。粛々と進むであろうワクチンルーティンだったはずが、これぞbeyond imaginationだなと。ミッキーマウスは偉大だなぁ。