下町ロケット第9話

次回予告で島津さんが殿さん家の農地で佃製作所の人たちに混じって1列に並んでいる場面があったね。

島津さん、佃製作所入り?彼女の技術屋としての腕と情熱は誰にも負けていないから無所属で燻っている現状が歯がゆくて仕方がない。

島津さんが意を決して自分の道筋を決めたのだとしたらこんなに嬉しいことはない。

懲らしめる、ではないけどそういう立場の人間に対して鉄槌を下されたこの第9話。恨みを主とする感情で集まった者たちが、優れたアイデアを盗む等およそ共感できない形で無人農業ロボット・DARWINを形にしつつある。

DARWIN一派と農業法人の人々ですね、彼らの表情が曇る場面がまだない。それは依然彼らが優位に立っているからだが。

第10話、そして最終回に向けて願うのは、単なる勝ち負けではなくて佃製作所のロケット品質が報われるという一点に尽きる。

そして、利菜ちゃんが佃製作所の後を継ぐのかというところも伏線になりつつある。彼女もまた優れた技術と情熱を持っている人。

下町ロケットには私が無くしてしまった夢がキラキラと輝いている。眩しすぎるぐらいに。

佃製作所を純粋な気持ちで応援している自分がいます。別な意味で夢を見させてもらっているのかも。