上と下の記事は同じ人のやり取りについて取り上げたものだが、受ける印象が異なる。
1番目の記事の、「いただきますが言えない後輩を叱った」というのがあるがこれはそこまで老害ではないでしょ。「ごちそうさま」の方はちゃんと言えるのかな、この叱られた後輩という人は。外食とかだと「いただきます」はそんなに見かけないけど「ごちそうさま」と言って店を出ていく人の数はそれより多いかな。
ビビアンに対する行為は老害かな。彼女はそんなに日本語が得意ではない上に、この世代の慣例に倣えよ、というのも難しいだろう。お皿の取り分けとかってこういう時に要領良くパッパとやれる世話好きスキルが高い人がやれば良いかなと。年齢は関係ないな。
ビビアンにさせようとするのがちょっと、ね。
「いただきます」はシチュエーションにもよるけど家族や親せきでテーブルを囲む時は言う。どんな食べ物にも命があって「あなたのお命を頂きます」と感謝する意味が込められている。食べる者に対して感謝の気持ちを忘れずにいられれば幸せなことだ。
でも叱られるのは嫌だということだけどマナーはどうやって身に付けるのだろうか?能動的にどこかで学ぶ?慣例の方は悪しき慣例というのがあるから無くしていけば良いが、マナーや礼儀作法に関しては先を生きる人たちの知恵や経験に触れるのも良い機会なのではないだろうか。
最後にこういう記事の感想で「良いか、悪いか」しか選択肢がないことが増えているような気がする。記事のこの部分は良いけどそっちの部分はそうでもない、ということもあると思うのだが。