しろプランもどき

3Gケータイとお別れした。

と言っても、母の機種変更の付き添いでソフトバンクショップに行ったというだけなのだが。グランフロント大阪店を訪ねた。ここは数あるソフトバンクショップの中でも直営店とされているので頭金等の無駄な料金が発生しない。

今回、かんたんケータイ4に機種変更をしたけど、本体価格は3万5千円ほど。普通に買うとガラホでも今はけっこう値段が張る。母親は3Gからの機種変更で、事前にDMも来ていたこともあって0円。この0円というのも直営店限定で、先ほどの頭金が発生しないことにもつながってくる。

ソフトバンクショップの手続きを第3者の立場から見ていて面白いなと思ったのは、「契約約款を動画で見せる」ということ。タブレットを使って契約を進めるのは他社も同様だけど、ここは数分動画を母に見せるという形を採っていた。

この方式は、4Gやら5Gやらといったワードに一切の関心を示さない母親ですら頭にある程度入って来ていたということで効果はあるのかもしれない。「場所によって時々5Gが入ったりするみたい」と筆者にそういう話を振って来る日が一瞬でも来るとは思わなかったw

直営店はしかし第三者である筆者がそのまま傍観者であることを許さなかった。営業キツイよ!「息子さんはどちらの携帯をお使いですか?」と聞いてきた。色々話をして、「もったいない!みんなでワイモバイルにすれば良いのに!」と言っていた。

「990円で持てるから」とワイモバイルにする理由を強く勧めてきた。ここでワイモバイルの料金プランを見てみよう。

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「2回線目以降」は990円。罠―w 2人ワイモバイルにしても内1人は1番安くて2178円月々かかる。

母は当初から「最安の料金」と「0円で携帯を手に入れる」ことに重きを置いていたので、これでは難しい。まあでもこれからは4Gケータイだから「0円で携帯を手に入れる」条件を満たすことは難しくなりそうなのでこれまで以上に大事にケータイを使ってもらうしかない。

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母が契約したケータイ通話プラン。月々1078円。料金だけはホワイトプランみたいな料金プランが今でも存在するのだ。電話は受けるだけ、後はSMSしかしない母には最強のプラン。

それにしても、直営店でノルマが課せられているからなのだろうけどしきりに「ガラケーにすると出来ないサービスが増えてきている」とスマホの優位性を数点挙げてスマホ契約へと誘導しようとしていてどうかと思った。現実に受話とSMSしかしない人間というのが存在するわけだから。

スマホにするだけなら端末の問題だから何とでもなるけど、料金プランもスマホ向けにしてあるからね。この1078円/月のプランのSIMカードをスマホでも使えるというなら良いけどそうはなっていないので。

いちいち口を挟むために付き添いをしていたわけではなくて、母の希望を満たすためだった。理想通りの契約が出来た手助けができて本人と同じぐらい満足しているw