ここはブロック塀だったっけな。
「アルミフェンス」で画像検索したけど、同じ形状のが見付からなかった…。この型のアルミフェンスをよく見かけるのだが。
コンクリートブロック塀だった場所がこのアルミフェンスに切り替わっている。薄くて軽く、丈夫であり、コストも安く済むのだろう。
このアルミフェンスは国道沿いの歩道脇のもの。
筆者は、このアルミフェンスには弱点があるのではないか、と見ている。世の中に完璧な物は存在しないし、倒壊する恐れが高かったコンクリートのブロック塀に比べると倒壊するというリスクは潰せて良さそうではあるのだが。
弱点というのは、フェンスの下に出来た隙間。少し前に、高潮による冠水があった地域に企業の敷地があるのだが、その冠水があった数カ月後にやはりこのアルミフェンスに建て替えたのだ。
素人目には、水の侵入を容易に許してしまう構造になっているように見える。水に対するリスクはブロック塀に比べるとどうなのか?
この企業の敷地の場合は、防潮堤のような構造の、数十センチの塀の上(重ねていないコンクリート)にこのアルミフェンスが建っている形。かさ上げはされているのだが。空いてるんだよなぁ、その堤とアルミフェンスの間は。
陸地ならどんどんこれに替えても悪くなさそうだが、海沿いの建物の周りはこのタイプだと不安を覚える。
災害に対してどれぐらい強度があるかというのは災害が起こってから分かるという皮肉な一面があるのは確かだが、最初から「水、どうぞ」みたいに見えてしまう下の隙間が気になって仕方がない。
ノーモアコンクリートブロック塀倒壊となってゆくのは喜ばしいことだが、アルミフェンスの下の隙間、どうなの。