押し押し

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「押しも押されぬ」の用法をチェックしようと、Mac OSに載っているスーパー大辞林という辞書をピックアップしたらこんなことが書いてあった。

「押しも押されもせぬ」より「押しも押されぬ」の方が広く使われ始めてるかな。言葉というものは、最初は誤用でも、使い方や言い回しが普及してくるとそれが正しいとされるもののようです。

誰が「これはまだ誤用だ!」「いや、もうみんな使ってるから合ってるでしょ!」と判断するのだろうとは思うけどw どこで線を引くのかという。

「押しも押されぬ」が「人気」にかかることが多いように思うけど、「押しも押されもせぬ人気」とスーパー大辞林で言う本来の表記に倣ってみると、やはり見慣れない。

それにしても、押しても押されても1mmも動かないって本来の表記だと強固さが極まってますねw 

「押しも押されぬ」でも「不動の」という意味が伝わってくるので、例えば「煮詰まる」に見られる「本来はそういう意味じゃない」という問題は今回は生じません。

押しも押されもせぬ、押しも押されぬ…語感と言うのか、口に出して言う時に後者の方が良いなというところはありますが。

しばらく「押しも押されもせぬ」で行きたいと思います。