こういう時は決まってこんな意見が来る。「著名人やフォロワー数の多い人は普通の人たちより影響力があるのだから発言には気をつけるべき」みたいなね。ったく何というズレた意見だ。むしろ逆だっつーの。まったく無名の個人の発言が著名人と同じ影響力を持っちゃうのがインターネットでしょうが。
— 片岡K (@kataoka_k) January 30, 2019
こういった意見を言う時に著名人と無名の個人とで埋めようのない差を感じます。同じことを私が言うとたぶんLikeとRTはゼロに近いでしょうw
無名の個人が「自分の意見・感想」で数字を稼ぐことはまずなくて、そういう彼ら/彼女らが何万件ものLikeやRTが付くのは、晒し上げという種類のもの。
犯罪すれすれ、あるいはもう犯罪そのものをネタとして上げるということ。炎上しながら、叩きながらそうしている内に広まってゆく。上げた方は承認欲求が満たされる。
そのレベルなら無名の個人が「一瞬」著名人と同じ影響力を与えることが出来る。本当に一瞬なので、後は特定されて個人が炙り出されたり、警察の案件になったりする。リスクが大きすぎるわけです。
普通の話では流れていってしまう。目立てばそれでOK。しかし、著名人は最初から目立っているw 普通の話でも流れていかない。その人が言っていることだから意味があるのだ。
もちろん、結果炎上する、叩かれるということはある。しかし、狙わなくても普段から影響力は持っている。
ネチケットという言葉があるが、それは言葉遣いだとか礼儀作法だとか品行方正に行きましょう、誹謗中傷はダメですよという人間としてのマナーやルールといったものだから、それをちゃんと守ったからと言って偉いわけではなく、当然ということにされる。
そこからはみ出せば目立てるんじゃない?無名はでもやっぱり無名なんですよね。無名は影響力がない、それは逆に先ほどのネチケットを遵守してさえいれば著名人よりも自由に言葉を発信しやすいのではなかろうか。
無名な私。無名を生かして今日も明日もネットを泳ぐ。