アイテム課金型(基本プレイ無料)

Nintendo Switchのゲームとして「基本プレイ無料のアイテム課金型」のものがリリースされた。

容量は3.0GB。ダウンロード完了まで少し時間を要するものの、立ち上げてみると確かにスマホのゲームっぽい。

画面上の指カーソルをコントローラーで動かせるが、これはスマホだと自分の指。クロスプラットフォームと言って、「同じゲームをスマートフォンやゲーム機のどれでも楽しめる」仕様。

Nintendo Switchは持ち運べる据え置き機だが、同時にタッチパネルも乗っかっている。「基本プレイ無料のアイテム課金型」ゲームをそのままスイッチで遊ぶようにするのは恐らく容易いのでは。

今はスマホでゲームを遊んでいる人が多いそうです。ゲーム機を作っている業界は、そこから人を奪うのではなくむしろ取り込んでいこうと。

基本プレイ無料はリアルの時間経過による体力回復等により、自由なプレイを制限される。従来の、ゲーム機で遊ぶゲームにはそういうものはない。買ったらエンディングまで自分のペースでひたすら遊ぶことが出来る。

休む都合がこちら側ではなく、ゲーム側。基本プレイ無料のスマホゲームはメンテナンス期間なんていうのもある。ある日突然サービスが終わることもある。

期間限定のイベントごとに順位を競う。それに合わせて都度ガチャを開催する。「上に行きたい」。順位が気になり出した途端、コスパの比較的良い趣味としてのゲームが別のギャンブル要素の強い何かに化けてしまう。

シナリオも薄くて短い。ちゃんと見るのは最初だけだしw 後は同じステージを、アイテムやガチャによって得たアイテムの強さ次第。後は同じルーチンをできるだけ回数をこなせるようにまた課金する。

「課金をしたからにはある程度上の順位に行かないとみっともない」等と自らに言い訳しながらw 

読書とゲームはコスパが良い趣味だとされているが、「基本プレイ無料」のゲームは、その先の課金への甘い誘いになるかもしれないので注意して頂きたい。