リバースする時

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“I feel sick...”という表現は香港・マカオツアーで行きの飛行機に乗っていた時に連発していた。何故だか分からないけど何度も何度も機内でリバースしてしまって、座席に備えてあるのだけではなくクルーにもお願いして何枚も紙袋をもらった。

離陸前にとあるうどん屋でちょっと多めにうどんを食べたのが原因かな?でも同じ店でほぼ同じものを食べた父は道中元気いっぱいだった。食当たり的なものだったのかな、筆者だけがそうなっていたというのは。

これから2泊も3泊もするツアーの、はじまりのフライトでそういう状態だったので先が思いやられた。香港に着いてからもリバースが止まらなかったが、香港の地下鉄で座って一服してからは落ち着いた。そこから帰国までは元気だった。

ツアー中、時化の中のフェリーで今度は反対に父と自分は平気な顔をしていたのに周りがリバースしていた。時化で船を出すなよ、と思ったけどw フェリーが大きく左右に揺れる度に近づく海面。日本だったらツアーに組み込まれていても中止にして別のことをすることになったんだろうなと。

さて、筆者が連発した“I feel sick...”はイギリス英語では「吐き気がする」という意味とのこと。まさにリバースしていたので表現としては微妙におかしかったということだし、中国系の航空会社がそもそもブリティッシュかアメリカンかどちらの英語を学んでいるのかさえ分かっていない。

クルーたちが同情した表情にはなっていたのでたぶん通じてはいたのだろうな。というか言葉に出さなくても青ざめている人間が目の前にいたわけだからねw

機内販売も英語でやり取りした。ツアーで行動を共にした人たちの中で中国語ができる方がいらっしゃって、その方は流ちょうな中国語でやり取りしていた。行き先を考えるとそれが1番コミュニケーションを図れる言葉だね。

ということで、この記事みたいに「これは形容詞だから…」とか考えていると対処できないな、ということだw 吐き気の名詞がnauseaということでそれは覚えておいて良いと思うけど、咄嗟の時にはそれにfeelを足す等で対処したら良い。

咄嗟の事態だった筆者が何とかなったからみなさんも何とかなるはずw 丁寧な文章を組み立てれれば言うことはないけどまず何かを伝えたい時には別の言い方をしても良いのではないかな、と思う。