読了未了

ベスト・エッセイ2018を読了。「小説より今はエッセイや評論文を読みたい!」というところから読み始めたけど、収録されている作品の中に「小説ってけっこう面白いんだよ」みたいなエッセイがあって実に痛快だw 

心の内を見透かされたようで、恥ずかしい。ちなみに、「数十ページしかない小説を10年かけて読み込んだ人」を紹介しながら、「あえて短めの小説をゆっくりと読むことで見えてくるものがある」というもの。

1冊の本を読み終えることを目標とし、今それを達成したわけだが。しばらくエッセイや評論文を読んでいこうと思っていた矢先にその素敵なエッセイ。

「エッセイだ」「評論文だ」と決め打ちしてみたところで結局それは別ジャンルの文学のことに言及していたりすることもあるのだなぁと。

ともかく、1冊を読了。「事実は小説よりも奇なり」というぐらいの事実を体験するか、それともやっぱり小説を読むことにするのか。

まだまだ終わらないことはある。