アボカドって、どこ?

ダイエーのセルフレジを使って久々に買い物をした。数年前に使った時に「有人レジの方が早くね?」となったぐらい段取り良くできなくて、自然と足が遠のいてしまった。

久しぶりのセルフレジはそんなに悪くなかった。ただ、「そっちでつまずくのかよ」、というやらかしをした。

多くの人がつまずくのはたぶん商品のバーコードをピッとする時に反応しない、みたいなところだと思う。

自分の場合は、「アボカドって、どこ?」でつまずいた。アボカドにはバーコードが付いていないので商品名か商品番号を打ち込まないといけないのだ。

リストにアボカドが出てこない!じゃあ次は商品番号だ。銀行のキャッシュカードの暗証番号みたいな4桁の数字のシールが貼ってあるな。xxxx…あれ、出てこない!

とうとう詰んでしまった。店員さん呼び出しボタンで店員さんを呼び出す。「アボカドが出てこないんですが…」店員さんが自身のIDカードをかざすと、機械の再起動をかけた直後みたいなゴニョゴニョした画面が出てきて。

「はいっ、(アボカドの)個数を入力して下さい!」、画面には0〜9までのテンキーが表示されていた。

カテゴリを見ると、「果物」だった。そう、ずっと「野菜」で検索していたのだ。店員さんについ「アボカドってくだものだったんですねー。すいません、ありがとうございます」、と感謝してるのに謝るみたいな日本人特有の感謝の言葉を発することになった。

野菜っぽいけどなー、アボカド(まだ言ってる)。アボカドは果物なのかー。

ルフレジがセルフィッシュなせいで結局有人レジみたいになった、という話。