使っているスマホが、少し前のアップデートによって「カメラでQRコードを読み取れる」ようになった。
そんなの普通にカメラで写して読み込むだけじゃん、と思うかもしれないけど、信じられないことについ最近まではこれができなかった。
「QRコードを読み取るアプリ」というのを立ち上げて、それで写真を撮影する。写真を撮影するなら普通にカメラでやれば良いでしょ、ということなのだがそうではなかったのだ。
QRコードにレンズを向けても、QRコードがそこに写っているだけw 何の反応も示さない。本当にそうだったのだ。
本来、QRコードを読み込むと「このWebのURLに飛びますか?」といったような情報が得られるのだが、これをするだけのためにわざわざ別のアプリを立ち上げる必要があったのだ。
バーコードを見た時に感覚で「映し出す何か」に行き着くのは自然で、それはカメラだと大体思うだろうに、それができなかった不自然さ。
これでQRコードを読み取るアプリとはさよならだ。ニッチではあったが、あの時は間違いなく必須のアプリ。
今でも信じられないのだ、スマホのカメラが昔はQRコードに無力であったことに。