親睦の盃

 アルコールが入らないと親睦が深められないというのは同じくあまりアルコールが飲めない人からするとよく分からない現象です。

この理屈だと、アルコールがあまり飲めない人はどこで親睦を深め、本音を出せば良いのか、ということになる。酒豪は酒豪同士盛り上がれて楽しいだろうけど。

お酒の席自体は基本的に楽しいものだ。エッセイ等でお酒を飲みすぎて失敗してしまったことを書いているのを見かけるけど、後日談を含めてそういうのは可愛いものだし。

酒豪でもお酒が全く飲めない人、あまり飲めない人への気遣いがあれば良いのだが、お酒に強い人はお酒が進むともうそういうのは期待できないからなw

この間、キリンビールが経営している居酒屋に行ったのだけど、あまりお酒が飲めなくても楽しかった。ビールはもちろんキリンビール縛りだけど、ノンアルコールビールというのを用意してくれていたので。

お酒の強い人には鼻であしらわれるだろうけど、ノンアルコールビールはよく出来ている。炭酸のシュワシュワで喉は潤うし、飲み口が確かにビールっぽく仕上がっている。

料理はソーセージを軸に種類が多くてどれも美味しい。1杯目はビール、2杯目はノンアルコールビールで各種料理を堪能する。

お酒が全く飲めない、少しだけ飲める、お酒に強いというのは生まれた時点で決まっている。遺伝子レベルの話だ。

センスとか能力とかではないところの話だから「僕/私はお酒に強い」エピソードは好きではない。「それは凄いねぇ」としか言いようがないから。どうにもならないのだ。

ちなみに、筆者は本音を出せずにストレスが溜まるタイプではない。SNSとか、特にブログでも書き方には気を付けているつもりだが、書きたいことを書いている。

親睦しようよ、お酒がなくてもw