マグカップにリーチ

スタバで初めてマグカップの姿を見かけた。スタバには何度も通っている。ホットもアイスも、フラペチーノだって何種類か食べたことがある。それでも1度も見かけたことがない。

今回はドリップコーヒー/ホット/Shortサイズでオーダー。すると、「マグカップでご用意できますが」と店員さん。聞いたことのないオファーw

そう言えば、ショートサイズでコーヒーを注文したのは初めてだ。なるほど、それでマグカップを出してもらえるのか。振り返ってみると、何回もスタバには通っているけどそのいずれもがTallサイズ以上だった。

日常生活で、「そんなこと誰でも知ってるやん。」ということを知らずにここまで来た、ということがある。特に、飲食店系。いつものをいつも通り注文するからだ。

そんな訳でスタバのマグカップの秘密が解き明かされたのだが。「スタバでマグカップを持ってドヤる」ことは叶わなかった。

店内が混んでいて、店員さんがマグカップの選択肢を示しつつ、紙カップ+プラスチック蓋のおなじみの容器に熱いドリップコーヒーを注いでくれたのだ。

もし、席が空いていなかったとしたら…溢れるかもしれない、しかもあの熱いコーヒーが…そういう配慮だ。マグカップは指でつまむ形になるから立ったまま長時間ホールドしづらいし、何より冷めてしまう。

スタバでマグカップへリーチがかかった。今度行く時はショートサイズで、人が少ない時を狙ってみることにしようか。

店員の暖かさと、コーヒーの温かさが身に沁みた冬。