八十四の軽さ

ヤフオクで商品を落札して、届いた郵便には84円切手が貼ってありました。

この商品、落札した後で出品者から送料の連絡があったのけど、提示した送料は260円だった。

84円、92円、140円…大体ヤフオクで送料を1番安く済ませようと思うとそういった辺りになってくる。普通郵便なので郵便事故が起こっても補償が受けられないが、とにかく安くは済ませられる。

そこでこの260円という送料について考えてみよう。

梱包費用を上乗せして請求しているという楽観的な見方ができなくもない。今までだと、生写真の場合、段ボールで補強したり、硬質ケースに入れてあるというのがあった。

届いたのは、ビニールに写真2枚。白い紙で包んである。それに茶封筒…うん、260円しないよ、どう考えてもw 補強はされていなくて、写真が折れて届く可能性があったかもしれない。

写真もほとんどの写真トレーダーの人は上下、表裏揃えているのに、この人のは写真同士が向き合っていた。上下もバラバラ。生写真が折れていなかったのだけが救い。

これだと84円で送れる商品だ、確かに。上乗せするなら商品の価格にすれば良いのだが、何としても売りたかったのだろう。

気分はあまり良くないが、これぐらいの額で訴えるかどうとかいうのはないし、写真の封入の仕方を含めてどちらかというと人間性が透けて見える。

260円請求するなら送る方法を補償の付いたリッチなものにするとか、値段に見合ったものを提供して欲しいということ。

丁寧さと誠実さ。ネットオークションでは知らない者同士でもこういうところが透けて見えてしまうようだ。