好んで結んで

芸能人でブログをやっている、しかしあまり更新しない人が久しぶりに更新する時、分かりやすい傾向が見て取れる。

まるで普段そうしているかのように、日記調で自分のことを書き連ねていくが、最後の方にその人が関わった仕事の案件が登場する。商品の宣伝という場合もある。

自分のことを書き連ねるのに久しぶりになるのが奇妙だなとw 芸能人だからブログも仕事の1つであるのは分かるけれども。

更新を欠かさない芸能人だっているわけだからな。「今日は寒い。」のようなお天気や世間話みたいなこともブログのネタとして十分に使えるし、肩肘張らずに書けるので楽しいけどね。

ここでも、デジタル家電や周辺機器の話題を取り上げることがある。そういう時は芸能人みたいにお金をもらうわけではないにしろ宣伝に近い書き方はする。

宣伝に近い書き方になるのは、気に入った物を皆に使ってもらいたいからという気持ち。一方で安い買い物ではないからできるだけ具体的に情報を出して、後悔のないように、という思いもある。

当然芸能人ではないから書いたところでまるで影響力はないわけだが、逆に信憑性は高い方かもしれない。お金をもらってないし、使ってみて感じたことを書くということだから。

芸能人が使っている商品の宣伝をする事自体は理に適っている。恐らく良い事しか言わないし、言えないけどw 企業側からすると自社の商品をできるだけ多く売りたいわけで、その一点においては芸能人に宣伝してもらうことは間違いではない。知名度や拡散力は一般人とは比べ物にならない。

「これが好きだ」と書いておいて「その好きなものに関われた」と最後はその好きなものより自分の功績をアピールする、それが何か白けてしまう。結局自分のことかよ、と。これなら企業の宣伝マン(ウーマン)になっている方がマシに思えてしまう。

その記事で好きなものの話をするなら「好きだ」で完結して欲しい。