するーぷしてきた

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衣類の回収ができる「するーぷ」というサービスを初めて利用してみた。

さんプラザセンターのエスカレーター近くに設置してあるするーぷを今回は利用したが簡単で便利だった。

使う前にするーぷアプリをスマホにインストールして登録する必要がある。上に「投入口解除用QR」があるが、そのままだと開かない。これを開ける鍵の役割を果たすのがするーぷアプリというわけだ。するーぷアプリからQRコードを読み取る(要領はスマホでQRコードを読み取るのと同じ)ことで開錠される。

開錠されても手前に扉がそろーりと下りてくれるわけではなくて、「カチッ」という音がする。開錠してから3分以内に衣類を入れなくてはいけないのでこの挙動には気を付けておきたいところだ。何も起こっていないように見えるので。

開くと、下部に四角いカゴが置いてあるのが分かる。そこに衣類を入れる。10~15着ほど入れたらカゴは満杯になりそうな大きさ。ただ、アプリでリアルタイムに各するーぷの状況を調べられるが、それを見ていると回収に来るのも早そうだ。

3月末までの期間限定で神戸市が実証実験を兼ねている施策とのこと。するーぷ1台辺りのキャパシティを考えると、現状の4台では持続可能なサービスにはなり得ないかもしれない。

回収された古着の内、2~3割は東南アジア方面に運ばれるそうだ。サイズ違いとか着なくなった衣類がまだ何着かあるので、筆者はあと数回は利用させてもらうことになる。

地域で月1回資源回収の日があって、新聞紙や古紙の他に古着も回収してもらえるが、するーぷは満杯でなければいつでも回収してもらえる即時性が備わっている。それらに取って代われるかどうか、あるいは街の衣類回収スポットとして定着できるかどうか。楽しみだ。